映像自体は革新的ですばらしかったのですが、ストーリなしで2時間ぶっ続けの映像って私はちょっとダメだったかもしれません。こういう映画を映画館で見るの初めてだったんですよねー。授業だって90分が限度ですしねー。そしてダレてくる後半に説教が入ります。テーマは残酷な人間と温暖化。
尻尾を含めヒレというヒレを全部もがれて丸太のようになったサメが海に放り捨てられて、うごめきながら海の底に沈むシーがとても怖かったです。真っ黒な目をぽっかりと開いて、口をパクパクさせて、えらをブワブワさせて、泳ごうと身をよじらせて。舵もとれなければ推進力もなくただ沈むだけ。傷口という傷口から血を流し、エラからも血が吹き出し、その血煙りが煙幕のようです。
怖すぎる!
あのサメの目が忘れられません。夢に出るよ!!
(昨日はみなかったけどいつかみるきっと。)
ううう。すみません。気分を変えましょう。そうそう、映画の最後に潮を吹くクジラの背中がアップになるのですが、噴気孔の形がね、鼻だった!

なんだかわからないかもしれませんが、右は開いたクジラの噴気孔です。普段は「ハ」になっているのが開くと絵みたくなる。真ん中のぼそぼそしてるのは背骨だと思ってください・・・人とか豚とかの鼻を下から見たのとそっくりだったんですよ!
後は深海についてちょっとでも触れてくれたらよかったのにーと思いました。深海魚だって海の構成員ですよぅ。なんかわかりやすい生き物だけが対象の生命賛歌みたいでちょっとアレでした。や、映像見にいった私なんで、文句いう筋合いないんですけど。
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