2014年1月6日月曜日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

年末年始休暇は計9日間、なんだかんだで忙しかった。28-29日で年末の買い物と年賀状と大掃除を完了し、30日は夫実家へ屠蘇散と紅白なますを届けに行き、31日は栗きんとん作りました(担当)。1日に実家へ行き1泊、2日に帰ってきて3日は古い友人5人とランチ会の後夫実家へ。4日は仕事で携帯待機当番で(とはいえ呼び出しなし)5日は超だらだら。食事以外のほぼ全ての時間を夫と共にだらーっと寝たり起きたり。お互いお疲れだったのねん。9日間で本当のお休みは1日しかなかったんだからそらくたびれるわな。

今年は年末年始っぽい写真は特に撮らなかったなぁ。唯一これ、2013年最後の夕焼け。金星が写りこんでいてびっくり。




さて、ここ2年ばかり、実家の母の助けになればと栗きんとんを担当しています。30日、おもむろにきんとん用のサツマイモを買いに行ったらば、1本600g位(100g=87円)の「なると金時」と、1本300g位で130~180円位の「金時芋」「ベニアズマ」「案納芋」と様々なサツマイモが売られており、どうしたもんかと悩んだ挙句、なると金時と金時芋を1本づつ買ってきました。なると金時1本では量が足りないような気がしたが2本買うのは明らかに多く高いのと、この2品種の差を見たかったのとと2つの理由からです。

結論から言うと、仕上がりの美しさにおいて金時芋が6点、なると金時が8.5点といった感じでしょうか。自家用には金時芋、持って行くならなると金時でしょうか。


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両方の芋は30日の夜に皮をむき、別々に水にさらしておきました。生の時からなると金時の方が色が黄色く、またあくが非常に少なく、普通に皮をむいただけですが黒い所がほとんどありません。金時芋はやはり繊維のところが黒くなりがちなので厚剝きで対応しました。別の鍋で茹で、それぞれにクチナシを入れ、茹で上がったところで性質をチェックしてみました。

甘さ     なると金時 > 金時芋 
      なると金時 > 金時芋
繊維質   なると金時 < 金時芋
ほくほく感  なると金時 < 金時芋 

煮汁をある程度飛ばして煮汁ごとブレンダーで潰します。なると金時は見るからに栗きんとん的な風合い。さらして茹でてくちなし追加しただけで市販の漂白したような黄色が出ました。一方金時芋は同じ工程ですがちょっとくすんでおり、よく見るいもようかんの色です。さらになると金時に比べ金時芋は繊維質が残りがちで、食べてもわからないのですが、掬って引いたときに若干の繊維がみえます。(本来は裏ごしするのでそこで除去されるのでしょうが、面倒なのでよーく潰しておしまい)

すべて潰してみると、なると金時1本で十分な量が作れそうなので、持っていくのはこちらのみに決定。栗のシロップを投入しながらブレンダーで更に混ぜます。今回真空パックの栗を買った為シロップがほんのちょっぴりしか入っておらず、全部入れてもかなり固め。みりんで固さを調節しました。砂糖は追加せず。栗の甘露煮が甘いから十分かなと。

でも冷めたらやっぱり砂糖入れればよかったかな?とちょっと後悔。甘さが弱いのと、栗きんとん的なねっとり感がなくどちらかというとぽっくりした質感で、寒天いれたら完全に芋ようかんになってしまう。いや、飽きない感じで美味しいんだけども、栗きんとん・・・ではないよね?!みたいな。

まあいっか!と、タッパーに詰めて実家に持って行き、「甘くないよ!ちょーーーーー甘くないから!」と言って食べさすと、「いや、けっこう甘いよ」との回答。しめしめwww 「でもすっごい芋ようかんの味がする。」ですよね^^;

とはいえ案外好評でしたので来年もこれ式でいこうかな。ただしゆるめに仕上げて照りだしの為に練ってみよう、もし覚えていれば。

こんだけじっくり実験したのに写真を撮るのを忘れたよ!勿体ない。ちなみに金時芋のマッシュはスイートポテトにしてしまいました。うまかったです☆





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