本社が委託しているコンサルの心理学者の人との英語のインタビューで、生まれてから今までと、好きな事嫌いな事について10分で話せ、というところから始まり、質問に答えたり知能テストやったり絵を描かされたり2時間がっつりやられたのですが、知能テストが苦手でものすごい消耗しましたよ・・・。
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知ってるんだ、私、頭の素地があまりよくないんだ。知能テストすると、だいたい平均の下の方で、小学生の頃から変わらないからきっとそうなんだと思う。今回とりわけ悪かった、回答かくとこ間違えちゃったし。それも含めての知能テストなのかもしれないけど。なんか微妙に慰められた。ふだんエグゼクティブとかの優秀な人ばかりと話しているであろう彼は見慣れない結果を見て気の毒になっちゃったのかもしれない。
しかし、それだから私は人並みになるのに慣れと努力が必要である事を自覚しているし、おそらくその自覚が手のかかる人への理解と配慮の根幹にあるんだと思うし、それが本腰入れた時にぼちぼちいい結果を出す第一要因だと思うし、ひいては中間管理職としての資質に優れているという結果を出すんだと思う。いつもいつも。そしてそのために大体80%までくるといっぱいがんばったしもういいかな・・・と思っちゃうのだと思う。
だってくたびれるんだもの。
しかし久しぶりに頭をぎゅうぎゅう絞った後のくたびれっぷりったらなく、国立出の同僚達がテストおもしろかったとか言っている軽やかな様子にそっと涙をぬぐいつつ6時半頃会社を出たね。そして今日夫が晩御飯不要で助かったと思いながら例のピザ食べてたら、最寄りの映画館がレディースデーだった事に気づき、よさそうなのが上映されていたのでスタバで時間つぶしてしょぼしょぼと見に行く事にしたのさ。
有名シェフがレストランオーナーと評論家とけんかして飛び出して、キューバ風サンドイッチの移動販売をする話。芯からくたびれた脳みそと心にとてもやさしい映画でした。そうなの!こういうのが見たかったの!食べ物がとてもおいしそう。あー、いいなー、登場人物たちも、製作者達も、自分の仕事が大好きで心から楽しんでるんだな。うらやましい。
何の前知識もなくぷらっと見に行ったのに大当たりでなんとなく潤って11時半頃帰宅したのでした。
いやはやいやはや。
しかし面談で何がそんなにつらかったのかよく考えてみると、くたびれただけじゃなく、どうも今も今までもやっている仕事やポジションが ほ ぼ ま っ た く 面白いと感じられず、99.5%稼ぐためだけに働いてるがどうもそれはあまり普通じゃない感じぽいところを目の当たりにさせられたからかもしれない。頭が悪いのはもう受け入れているだけど、日常に楽しい事が何もないってのはなかなか受け入れがたいものがあるのかもしれない。
うむむむ。
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