粉の味

このところ毎週末にパンを焼いていおり、なんだか味がイマイチつまらないなあと思っていたら、原因は粉でした。



使っていたのはコロナで粉が不足した折にたまたま見つけたCGCのパン職人という強力粉だったのですが、これで作ったパンはなんとなくあっさりしているというか、粉が主張しないというか、パン単体ではちょっとつまらない味に感じました。で、同じ方法でリスドオルで作ってみたらちゃんと粉の味のあるパンになりました。ただでさえ下手な自分のパンレベルが下がったかのと少々びびっておりましたがよかったよかった。

更に、膨らむという噂のゴールデンヨットをリスドオル３に対し１で混ぜてみました。製法はみな同じ、2日寝かせるパンです。そしたら。ふっくら差がすごい。さらに皮が柔らかい。え、これ、粉のせい？ゴールデンヨットはモルトとかビタミンとか入っていて、なんか直球勝負じゃない感があったのですが、なんというか、こう、ドーピングというか、ステロイドとか使ったみたいな感じ？もう1度やってみて同じになったらそういう事なんでしょうねえ（自分の腕が信用できない）



友人のパン屋さんが修行していたパン屋さんでは、粉屋さんにもっといい粉はないのかと聞いていた、という話を聞いてから、粉ってそんな違うのかー、って思っていました。しかし、腕の問題でイマイチなパンしか作れない為に、粉起因の差がわからなかったのですが、今回初めて、違う！！と分かったのです。うれしい！

ダイジョブじゃん、ちゃんと美味しいじゃん。ちゃんと美味しいったって私のパンなのでまだまだなのですが、とりあえずひとつ問題が解決してよかったです。

最近職場の先輩がパン焼きにはまり、どんどん作っているのに刺激されて私もどんどん焼くようになりました。3か月以上顔は合わせていないのですが、写真を送りっこしたり知恵を交換したりして同好会のように楽しんでます。やはりねえ、やる気出ますね。夫は興味を持って食べるし感想もくれるのですが、作る仲間がいるというのは楽しいものです。