2020年6月5日金曜日

丸鶏のポットロースト

金曜か土曜に丸鶏がディスカウントされていて、お天気が良くて気分が乗るとたまーに作ったりします。



これは22cmのルクルーゼで作ったのですが、駅前のスーパーでこのサイズの生の丸鶏1羽がだいたい1300円前後、それが2割引や、まれに半額になったりしていて、生き物がまるごとで1000円以下かあ、って思うと、どこ向けだかわからないんですけどちょっと申し訳ない気持ちになったりもします。嬉々として買うんですけど。

丸鶏のポットロースト、調理時間は1時間強。感謝しながらまるっと綺麗においしくいただきました。


今回、料理開始が遅れて早く仕上げたかったので通常鍋の中で鶏を焼き付ける所をフライパンで焼きつけてから鍋に入れたのですが、これが大正解でした。

作り方をざっくりと
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ブラインしておいた丸鶏をオイルを引いたフライパンで中火でちょっと押さえつけながらぐるっと全体的に焼いて、良い焼き色が付いたら適当なハーブをおなかに入れて底の厚い鍋へ移動、生のエリンギも一緒に入れ、蓋して弱火。

空いたフライパンは洗わずにジャガイモ、ニンジン、玉ねぎに軽く塩コショウして中火で焼き付け、ある程度焦げ目がついてなんとなく火が通ったら鍋の隙間に詰めます。

空いたフライパンにちょっとお湯を入れ、ゴムベラでフライパンに残った美味しいコゲを集め溶かし、クスクスを入れ味を調えます。ふやけ待ちの間にサラダを作って、全部そろったら鍋にブロッコリーを入れて数分待って完成。



食べながら鍋底の肉汁をちょっとすくってかけるとまた味が変わって大変よろしいです。

鶏や野菜のサイズ、フライパンで焼いた時間にもよりますが、今回は鶏を鍋に移してから大体1時間の加熱でナイフを使わずに足が外せるくらいホロホロ、野菜類もとても美味しく仕上がりました。もうちょっと短くてもよかったのかも。

フライパン調理の最後にスタッフィングの代替を作ると美味しいコゲもきっちりいただけ、フライパン洗いも楽になってとても良かったです。今回は早く仕上がるクスクスでしたが、押し麦、米、豆、キヌア、何でもいいと思います。時短の為に鶏のお腹は空にしたのですが、結果として大正解だったのではなかろうかと思います。

あと、フライパンで鶏や野菜をじっくり焼くとき、アルミホイルをふわっとかけておくと熱効率と油跳ね対策と蒸気を逃がすのでとても良いです。

食べ終わった鍋底には鶏脂と鶏肉汁のぽよぽよゼリーみたいなものが溜まっているのでこれを耐熱容器に移してレンチン。冷めたら冷蔵庫に入れると鳥脂が上層に固まるので外せば効率よくカロリーおよびコレステロールダウンのグレイビーの素が取れます。



鶏ガラは残った細かな肉を身欠いて(これがとっても美味しいチキンサンドになる)から捨てるか、適当に割って煮込めば肉もスープも取れます。

ところで先日カタログギフトでバッラリーニのフライパン 26cmを入手しました。テフロンではなく、グラニチウムというコーティングだそうですが、なかなか美しくてよいです。いずれにしても新品のフライパンのつるッと感は良いものです・・・




2 件のコメント:

Shironeco さんのコメント...

丁度フライパンを買いかえようと思って調査してたところでした。貴重な情報ありがとうございます!

k子 さんのコメント...

Shironekoさん
ヘビーユースで1か月くらい経ちましたが、御影石みたいなパキっとしたグレーからうっすらと茶色っぽくなってきました。つるっと感に変化はありません。

個人的には鍋類はフィスラー推しです。絶対にフチからたれないの、絶対に。鍋を信じていい。書きかけのエントリーがありますので近々仕上げますね。