アジア出張・韓国

１１月の話ですが、出張で韓国台湾と歴訪してきました。両方とも近い国、と思っていたけど、ソウルは思ったよりだいぶ近く（１．５時間）、台湾は思ったよりだいぶ遠かった（４時間）。

韓国はJALで、あまりの短さに映画も食事もないだろうと国内線のノリで乗り込んだら両方ともばっちりあって、でも大豆アレルギーで食べられる物ものもなく、もともと用意していた手作り持ち込みの「私かわいそうだからリッチ食材使い放題」サンドイッチ食べました。美味しかったです。

今回の席は最後尾の窓側だったのですが、初めて飛行機の尾翼の写真が撮れました。



帰りのソウル便で映画もあることに気付き、オーシャンズ８を見たのですが、お宝を手に入れてさあ脱出、という一番いいところで日本に着陸してしまいました。続きが見たくてジリジリしましたが、翌々週の台湾便にもあったので、まず何をおいてもそれからスタートしました。面白かったです。



今回の韓国はソウルのみでした。人生初韓国、っていうと大抵の人に驚かれます。11月半ばでしたが、紅葉が終わりかけており、もう２週間早かったらピークだったそうでちょっと残念。

東京よりだいぶ寒かったです。お天気良いのに着陸しても窓のフロストが溶けていなかった。

仕事以外の部分では、地下鉄に乗ってソウルに出かけました。一応明洞くらいは行っておきたいと思ったのですが、宿泊ホテルから片道１時間くらい離れており、あまり時間もなく、買い物しておしまい。

建物の感じが日本に似ているのにハングルの看板類なので何屋なんだか全く見当がつかない、というのが初体験で不思議な感じでした。

ありがたい事に会社の女の子が帰る方向だからと付き合ってくれて、スイカ的な物を買い、ロッテデパートまで連れていってくれました。目的はお土産にカンジャンケジャンとヤンニョムケジャンを買う事だったのですが、高さに仰天していました。特にカンジャンケジャンは１杯４０００円くらい、ヤンニョムケジャンは半身で７００円位。私も驚いたけれど、よく考えたらデパ地下で３０㎝超のきれいなカニ１杯買ったらそのくらいしちゃいますよねー。



初めて食べる物だから確実においしいのが欲しかったのでデパートに行きましたが、次はもっと安いところに連れていってくれると言われたので次回を期待します。しかし、お味は両方とも！すごく！おいしかったです。さすがデパ地下。エビカニが面倒な夫が黙々と食べてた。半身は家で食べ、半身は会社で韓流飯パーティーしてお土産として出しました。高級土産！



今回初めて知ったのはシッケという飲み物です。会社のランチについてきたのですが、飲んだことのない味。お米から作る甘い飲み物で、非常にトラディッショナルなのだそうです。



同僚は昔はお母さんが家で作っていたけど、どうやっていたのかはよく知らない、と言っていました。甘酒みたいだけどだいぶあっさり、さらっと、半透明、粒感なし。という事で調べてみたら、麦芽の汁とご飯を温めて酵素にでんぷんを分解させるそうなので、要は煮詰める前の米飴をそのまま飲料としているのですね。

ずいぶん前に韓国人の友人に、昔はご飯を炊いて残ったお焦げにお湯を足してお茶にした、というような事を聞いてなんだかよくわからなかったのですが、あちらでホテルに置いてあった玄米茶を飲んで、これだわ、と思いました。日本の玄米茶と比べるとお茶と玄米の比率が逆転しているような印象を受けたのです。実際ティーパックの見た目は緑より茶色が勝っています。二十余年を経て謎が解決しました。日本も大概お米の国ですが、韓国も相当ですねー。