市販のセータをばらすのは実は難しくないし、量産品やセール品だったら新品セーターを買う方が同量の糸を買うより安いのです。資本力ってすごいですよね。
ユニクロのセーター。
糸のナップの入り方がかわいい!と思って組成は気にくわないものの購入。こいつをばらします。
ばらし方について、明るい単色のセーターで解説します。

市販のニットの接ぎ目は手で始末したのとは異なり、2枚重ねて縫ってあるのですが、その縫い目を見ると、片側がメリヤスっぽく、反対側は普通に縫ったような一直線の縫い目になっています。上の写真を拡大すると見やすいかと思いますが、2つ線があるうち、メリヤスっぽい上の方。付け根近くの所で一か所切って、引っ張ってぽぽぽっと解けた方向に進みます。
接ぎ目を全部ほどきました。
きれいに分かれます。くしゃっとしているのは接ぎに使用されていた糸と、切ったりして出た糸くず。ロスはこれだけ!
このセーター、前後で身頃の形を変えているのですね。肩も直線的で、おそらくこれがこのニットのデザインの肝なんでしょうけども残念ながら私の体型には合わなかった。
それぞれを解いていきます。マスク必須。
ゴム編みのところはゴムではない伸縮性のある糸が編みこまれていました。
どっかで見たことある糸だなー、と思ったらストッキングが伝線した時に出てくるやつでした。なるほど、これがスパンデックスというやつなんだな?きっと?
おっしまい。
新しいセーターだったからすごくきれいに解けました。途中で糸を切ったのはほんの数回。
糸を再利用する際はほどいた糸をかせに巻いて洗って編み癖を伸ばすのですが、私はめんどくさいのでいつもこのまま使ってしまいます。
さて。どうしようかな。たっぷりした形だったし、普通のセーターを編みなおしても大丈夫な気がするなあ。
6 件のコメント:
マニアですね。素敵すぎてしびれます。
さすが~!ほんとカッコよくて惚れ直します(笑)
市販のセーターをほどくという事は、あまり考えたことが無かったのですが、k子さんの話を聞いてて、やれるんだ~!と思ったんですよね。今回は解説もしてくれてありがとうございました^^
何に変身するのか楽しみです。
ちなみに、私もほどいた糸はそのまま使っちゃう派です^^;
母はいつもちゃんと縮みを伸ばして、糸巻器できれいに巻き直していたのを思い出します。
Shironekoさん
ありがとう!物事は深掘ってなんぼのマニアでございます。
Yokoさん
糸巻機!うちにもありました!巻き始めだけクロスになってるやつですよね!
日の当たる畳の部屋の編み機の脇で、母がくるくると糸巻機を回す画像がぱあっと浮かびました。すごーい。完全に忘れてました。思い出させてくれてありがとう。
k子さ~ん!こんにちは~!
先日、用あってちょっくらバルセロナに行ってたんですが、店内全部1ユーロってゆう古着屋さんがあって、サイズとかデザインとか全く見ないで「毛糸、毛糸~」って物色してしまいました(笑)
そして、アンゴラ混の肌触りのいいゆったりめジレと、ちょーロングニットを購入!合計2€で毛糸をゲットしてきちゃいました^^;
でも帰ってきてから、一応来てみたんですけど・・・これが意外と悪くなくて、そのまま着ようか、ほどくか迷っています^^;
でもまぁ、すぐに編み物できないので、しばらくはこのままにしておこうと思います^^
糸巻器の動きが面白くて、子供のころ、くるくる回して遊んでました~(笑)
Yokoさん、こんにちわ!
バルセロナいいですねえ!安いし美味しいし。
古着でも1ユーロ均一ってすごい安いですね。しかし毛糸用で買ったつもりの服が着れるってのは超ラッキーなのでは?
それは着倒してヘロヘロになった頃に解くのです、そしたらまた新品ですよ~(^^
糸巻くるくるして遊ぶの私もやりました~!まだ実家にあるのかなあ。
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