2016年1月14日木曜日

A long time ago in a galaxy

昨日フォースの覚醒見てきました。



SWオタクを名乗れるほどではないがそこそこSWマニアなのですが、映画公開にターゲット絞ったコマーシャリズムの長期に渡る押せ押せにちょっと食傷していました。どんなに好きな食べ物でもほらほら好きでしょどうよほら良い匂いと常にぎゅうぎゅうと押し付けられると、え、や、ちょ、ってなるものですよね・・・・みんなそうでもなかったのかな。上野の国立科学博物館でSW展やったときは元々科学博物館がすごく好きなのもあって、大興奮で鼻息も荒く見にいったんだけど、昨年の六本木のは見に行きませんでした。食傷のほかにやっぱり年をとったってのもあるのだろうか。

あえて情報を入れないようにしていたのもあってすごいいまさらなのですが、これディズニー作品だったのですね。映画の最後見てああ!?ってなりました。2012年にディズニーがルーカスフィルム買って、それで7が実現したという事だそうですが、そっかーと思いました。最後の最後で合点がいったというか。そっかー、これディズニー映画かあ、そっかあ、と。最初にあのロゴとテーマ入れなかった配慮には感謝です。

映像的にはすごくよかった。123はCGのぬめぬめ感がどうしても受け入れられなかったけど、7はCG技術が上がったのもあるのでしょうが、実体としてそこにある感が456のようで、そう!このがさがさとした質量が欲しかった、という心の隙間を埋めてくれました。

お話はスカッと良い!とはいえなかったけど、それが私のハードルが上がりきってもう何が来てもダメなのか、それともやはりもやっとする物なのかの判断がつかなかったのですが、やはり評価は割れているのですね。でも仕方ないよ、SWだもん、とマニアはぽっそりと思うのでした。

老いたハンソロの相変わらず借金まみれでボサボサでダメな感じが、あーやっぱそうなっちゃったかあって感じがして切なくて良かったな。チューイはもうラブリー以外に言い表す言葉がありません。レイアは相変わらず強くて好きですが、彼女は20代からの40年程をずっとこうして生きてきたのだなあと思うと、なんだかハグしたくなってしまった。

割と淡々と見ていたのですが、最後にようやく現れたルークの姿に、彼がすごく苦悩してきた事が感じ取れて、この一瞬で8への期待がガツンと高まりました。すごいな、あれ演技なのかな。マークハミル本人の人生からにじみ出るものなのかな。辺境の惑星タトゥイーンの、あの素朴で田舎臭い子があの後どんな人生を辿ったのかすごく気になります。ウィキによると、”「メインテーマは倫理的・哲学的問題になるだろう。倫理的な選択、善悪を判断する知恵、正義、葛藤、学んだことを越えること」(Lucas in 1983 and 1989)”という事なのでそのまま作ってくれたらすごく好き系。期待しちゃう。

レイのデイジー・リドリーすごくいいですね。456のレイア、123のパドメ、789のレイと一貫して出る芯の強い女性達は皆いいなと思いましたが、ナタリーポートマンといいデイジーリドリーといい、キャスティングしてる人と女性の好みが合うわあ。ナタリーポートマンはまさかのレオンのあの子が!のびっくりもありましたが。レイはルークの娘なのかなあ。

あとですね。私の世代はどうしたってスノークと言われると「であるからにしてからに」になってしまうのです。所々でかみ殺す心の中のにやにや笑いがつらかった。見た目は名前を口にしてはいけないあの人みたいでしたね。

may the force be with you

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