2019年8月27日火曜日

中国出張3

出張ついでに小旅行・成都美味しい物編

まずは火鍋!これは会社ディナーで2箇所行きましたが、こっちの方が断然良いという四川出身の同僚の言により月満大江火鍋を紹介。



激しいでしょう。



ドン引きしたけど見た目より辛くないよって言われて食べてみたら。びっくりするほど辛くない。いや、辛いけど、見た目のインパクトからはほど遠いです。そして旨い。とても旨い。

本場四川の火鍋初挑戦の韓国人の同僚に、辛いスケール1-10でどのくらいかと聞いたら5との事。私的には7くらいでした。


デザートに氷粉(ピンフェン)トッピングたっぷり版。



氷粉は透明で味がなくてちゅるんとしている。ゼリーとも寒天とも違う。假酸浆という植物の実を布に包んでよーく揉んで出てくるにゅるにゅるだそう。よくわからないがそんな感じらしい。とらえどころがないけどなんとなくハマる、暑い土地でほっとする良いおやつだと思います。

ご参考までメニュー。1RMB=15円



火鍋が気に入ったのでお家で作れる火鍋の素を買って帰ってきて作ったのですが、現地で食べたものより断然辛塩っぱかったです。2-3人前とありましたが、これは4分割で2人前でよかったのではないかと思う。



ウォルマート(笑)で29.8元。一緒に赤花椒と青花椒も買いました。四川産の花椒は物が良いのと、日本では青は珍しいので赤青セットでお土産に。

皆でつつく鍋も良いですが四川は小吃の街。何が良いって1ポーションが小さいので、1人でも色々楽しめるのです。香港の飲茶は最低2人前位からで一人旅にはつらいのですが四川では大丈夫!!!そしてそこらじゅうにお店がある。

人様の書いてくださったブログを参考に、おいしい小吃を食べていきます。

まずはパンダ見た後に晩御飯を小名堂甜水担担麺にて。入口にメニューがあり、指差しで注文したら紙をくれるので、食後に支払いをしました。が、それが正しいかは不明。



手工甜水麺。皿の底に甘辛ピーナツダレが入れてあり、太い腰のある手打ちうどん的な麺。

 

このようによーくよーく絡めて食べます。



坦坦紅油水餃も同様によーく混ぜて食べる。



蔬菜(=スープ茹で野菜、地味に旨い)と



氷粉も忘れずに。



お腹いっぱい。



ちょうどお会計している人がいますが、ガラスの向こう側に上の写真のメニューが貼ってあります。時間が中途半端だった為すんなりお店に入れたのですが出るころは満席に。


次の日の朝ごはんは韓包子にて。次から次へと人が来て、喋れない私は波が引くのを待つ。その間にオーダー方法を観察・・・



人があらかたはけたところで上の写真の木札を撮って画面を指差しながらオーダー。これとこれ、後、あの人が食べてるアレも下さい謝謝。



肉まん2種(百年韓包子と慈味三鮮包)。蒸かしたてでとっても美味しかった!!!辛さゼロのやさしいお味。こっちがこっちとか教えてくれたけどよくわからず。女性の手のひらにきれいに乗る感じの小ぶりサイズ。各2.5元



あと、”あの人が食べてるアレ”、名典担々麺、12元。多分。



これも良く混ぜる。



この白っぽい細麺、どうも一般的らしくて、成都で3回細麺頼んだのですが毎回これが出てきました。腰がなくて柔らかいんです。残念ながら個人的にはイマイチ。汁があっても無くてもどこのお店でも同じだったのでそういう麺なのだと思います。

ところで別の場所ですが太麺を頼んだら刀削麺が出てきて驚きました。え、これ削るやつ!?と聞いたらうん、そうそう、とあっさりな反応。ほほー、日常に普通にあるんだ。日本ではなかなかお目にかかれないですよね。


夫妻肺片という物も今回初めて食べました。四川の代表的な前菜だそうです。牛モツと肉の水煮に辣油と麻辣ダレをじゃぶじゃぶにかける感じかな?辛くするかと聞かれてちょっと、と言って出てきたのがこちら。ちょっととは・・・



たまたま通りすがりにお店を見つけて、でも手元に50元ちょいしかなくて、50元札握りしめてこれしかないけど食べられますかと聞きました。結局夫妻肺片の小(38元)にご飯(おひつ?!ってびっくり3元)付けて、さらに氷粉(8元)までいただきまして総計49元。



お茶は暖かい菊花茶。無料でした。売ってるのは見るけど飲むのは初めて。お花が3~4個くらいで1リットル出してます。薄黄緑色で味に強い個性はなかった。花びらが取れて入ったりするけどごみじゃないからね、と教えてくれました。氷粉にはさんざしとレーズンとピーナツが乗っていました。




ここまで紹介した3店舗で働いていた方々、誰一人英語を話しませんでした。私の相手をするのは面倒だろうに、やーん困っちゃったな!(笑)みたいな反応こそそれ、みんなすごく親切で、笑顔で、一貫して中国語だけどスマホや身振り手ぶりを駆使して一生懸命コミュニケーションしようとしてくれました。嬉しかったし楽しかった。

四川料理、今まで恐怖心の方が強かったけど、いや、旨いです。そこまで辛くないし、辛い物は全くダメとかでない限り、麻辣チャレンジしてみて損はないかと。ちょうど今流行ってるみたいだし、もし未経験だったら新世界を見るチャンスなのではないですかね。



0 件のコメント: