2014年12月19日金曜日

寄せ書き製本

会社の古参で私の上司が退職するに当たり、各地に点在する部署から寄せ書きを集めようとしたのですが、諸々の事情で協力依頼→お渡しまで1週間しかない状況で、手書きと顔写真を送ってもらって本にする事にしました。

時間がなかったのもそうなのですが、それよりもカードではなく本をお渡ししたかった理由がありました。大人数の寄せ書きは物が大きくなりすぎ、コメントもちょっぴりになるし、渡す時は見栄えがしますがもらってもなかなか見返したりしないし、しまっておくのもどこに置いておいたら的になり、どこにやったっけになる。でも本にしておけば本棚の隅に入れておいて、ふと心が折れるような事があれば手に取って見返したりしてもらえるのではないないだろうか、と思ったのです。

色々調べて、結局こちらの方のページが大変参考になりました。

お渡しに当たってこちらのコンセプトを説明したりはしていないので理解していただいたかは不明ですが、送迎会の席でしみじみ読まれていたのがなかなか絵になっていたので個人的には満足です。

案外簡単にかっこよく作れるもんだ!と思いました。手持ちの芸がひとつ増えた♪

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2冊作ってみて2冊目をお渡ししました。練習大事。写真は最初に作った方なので、ちょいちょいダメなところがありますが・・・記録まで。

表紙は会社のマットなビニールコートの紙袋を切り抜いて使用。ロゴにはモザイクを ^^;


赤のマーメイドと厚手のトレーシングペーパーを挟みました。


綴じは完成まで時間をかけられなかった都合で目打ちで穴をあけ、縫い物用の針と糸で綴りました。その上で軽く糊付け。全ての糊は事務用スティック糊です。渇きが早くて紙が湿気でべろべろしたりせずとても扱いやすいです。糊をぐりぐりしすぎてはみ出ちゃってますが、2冊目はきれいにできました。やはり練習大事。


背中。この浮きが肝なのですねー。


表紙と中身の縦横比は合わせた方が仕上がりが美しいですね。


 この角の処理が目から鱗でした。ちょっとしたコツで簡単で美しくできるものですね。感動しました。

製本だけなら3時間もあれば楽勝!あとはダブルクリップでがっつり四方を挟んで乾かします。

ダブルクリップで挟む際、硬めのあて紙をたっぷり挟むと良いです。最初の本はぺらっとしたものしか挟まなかった為クリップ圧に負けて表紙に跡がついてしまい、最後の最後で・・・とガックリしました。


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