2024年11月7日木曜日

高雄と台北

5月の話ですが、コロナ後の最初の海外旅行に行ってきました。行先は台湾。


タイガーエア―の成田>高雄9900円チケットを見つけたのが決定打でした。成田から高雄へ入って台北へ移動して羽田に戻る周遊コース3泊4日。雨季前マンゴー新茶有りの私的台湾ベストシーズン。

今回の訪問で台湾は都合3回目、でも南の方には行ったことがありませんでした。同僚が台南におり、声をかけてみたら1日半の有給を取って遊んでくれました。地元に車を出してくれる友達がいるとかおいしすぎる。最初の宿泊は癮室 inns hotel。シンプルかつ十分な感じで、コスパはすごく良いと思います。

台湾では何が食べたい?何が欲しい?と聞かれていたのでフルーツと台湾南部らしい食べ物とお茶、と言って置いたら色々調べてくれた挙句ウェルカムフルーツとして用意されたのがこちら。

一人旅なんですけどね?!ナイフ、スプーン、タッパーまで用意してくれて・・・さらにこの上に大きな紙袋いっぱいのお土産ももらい、いや、ありがたい、とてもありがたいけどもさ!!!この辺の情緒は東西南北アジア全圏のガチ歓待だよなあと思いました。どうやってお返ししたらいいのコレ。

行けなさそうと思っていた高雄灯台に連れて行ってくれたのもラッキーでした。フェリーで渡るのだけれど、グーグルで調べると日中3本の渡船しかなく、あとはすごい遠回りでバスで行くしかないみたいな感じでしたが、ローカルのサイトをちゃんと調べるとめっちゃ頻繁にフェリーが往来しているのでした。


念願の臭豆腐も食べられました。前回来たときは大豆のアレルギーが出ていて食べられるものがほとんどなく悔しかった。

翌朝、朝ごはんを食べようと道を歩いていたらもものすごい人だかりのお店を見つけて肉まん買ってみました。25TWD=121円。ビニール袋に入れられて渡されたのですが、食べ終わったら肉汁がたっぷり溜まっていたので・・・飲みました。

その後朝市で食べた絶対正しく発音できない愛玉子。モノは成都の冰粉と同じようなのだけれど愛玉子はレモンジュース必須な所が違う。それぞれとっても美味しい。

更に歩くとまた人だかりのするお店があったので、卵が駄目なんだけど蛋餅が食べたいと言うと、うーん、という感じで出してくれたのがコレ。多分猪排蛋餅30TWDじゃないかと思うんだけどやたらと美味しい豚っぽい肉が巻いてありました。

午後からは友人に再度拾ってもらい、彼女の行きつけのお茶屋さんに連れて行ってもらって、憧れのアレをやりました。


たっぷり買ってしまったけど、友人は母の日用にともっと買っていたので本場の茶道楽の人はすごいな。

遊んでもらって晩御飯をおごってもらって、大量のお土産を持たされ高鐵で台北に移動。ホームで新幹線を待つ姿はどう見ても帰省から帰ってきた人。

高鐵に1時間半位乗って台北についたらそこから2泊します。宿泊はハンプコートパレス台北。お部屋がひろーい!


翌日は料理教室に参加し、細切り押し豆腐の和え物、小籠包、ごま油の鶏にゅうめん、タピオカミルクティーの4品の作り方を教わりました。台湾人の先生だけど日本語・英語対応で教えてくれます。参加者はカップルと3人組、後はソロが4人の9人構成、内、男性が4人。日本人は計6人。

小籠包の材料は案外単純で、でも食べるとちゃんと小籠包の味になったのがなんだか驚きでした。皮を打つところまでは出来ましたが包むのは難しかったです。今まで色々やりましたがこれは難しかった。でもこんなコースに参加するような人達は皆さん腕に覚えのある感じで上手に包まれていました。小籠包は準備が面倒なので餃子で包み方の練習しようかな。

あと、タピオカミルクティー作った時、茹でたタピオカにたっぷりの黒砂糖を加えて煮溶かすと黒蜜味になった、というのが驚きでした。あたりまえっちゃあたり前なんだけど。

ランチに自作の小籠包コースを食べて満腹になった後は、市バスを乗り継いで猫空に行きました。台北近くの銘茶産地。遠くに台北の中心地が見えます。

台北市鉄観音包種茶研究開発推進センターに行ってお茶を作る工程やお茶の種類の展示なんかを見ていたらフリーのお茶があって、でもコップがない。施設の人に聞いたらそこから色々お話してくれました。お茶の木が見たいんですが、と言ったら、今は教育目的のツアーにしか公開していないとの事。あら残念、と思ったら、ちょっと歩くけど行ってみる?と茶園の鍵を開けてくれました。

閉ざされた扉の先には広大な茶畑が・・・って事はなく、多品目のお茶の木を品種保護と研究の目的で数本ずつ育成している段々畑がありました。

日本のお茶に比べてずいぶんと葉が大きい木が多いのが印象的。お茶の葉がこんな大きい事あるかな?!

程良い距離感で好きに見学させてくれた職員さんは、きっといいお父さんなんだろうなあという感じの方でした。本当にありがとうございました。

その後少し散歩して、疲れた頃合いに美加茶園へ行って休憩。

ロープウェイで帰ろうと思っていたけど、案外駅から山を降りたのでバスで帰る事に。帰りのバス亭の景色がまたよかった。

晩御飯はホテルの近くの遼寧街夜市食べ歩き、最後は混んでいた店で水餃子。なんでもかんでも美味しいなあ!青菜(龍鬚菜)30TWDと手作り水餃子1個7TWDx3。ばら売りがソロ旅には優しい。英語はあまり通じず愛想もないけど味はいい。


最終日はスーパーを回ってお土産(主に食品)を買って、14時の飛行機で帰ってきました。

台湾は違和感が無さすぎる点で違和感がすごいです。日本のロゴがそのまま使われていたり、繁字なので読めちゃったりするのが原因だと思うのですが、

ッと見、台湾だとわからなんじゃないかな。間違い探しみたい。さて、どこが変でしょーか。

いやはやあっちゅーまの3泊4日でした!帰りはJAL、期限切れ直前マイルでgo!


帰ってきてから朝ごはんにハムと卵の蛋餅を作りお留守番だった夫にふるまいました。このためにスーパーで醤油膏を買ってきたのです。おいしく出来て大満足でした。


醤油膏、日本だと金蘭の物が買いやすいようですが、私はキッコーマンのを買いました。日本人の口に合うかなと思って。実際食べ比べたらキッコーマンの方が甘口で好みではあったのですが、台南の同僚に、子供の頃キッコーマンは台湾のメーカーだと思っていたと言われた程普通に普及しているようなので、特に日本人に合わせたって訳でもなかったのかもしれません。


円が160円を超えてしまった時に予約したのでどうなるかと思いましたが、TWD対USDは円と同じような動きをしており、そういう意味では今の為替の影響は小さかったです。が、失われた30年の分はキッチリありました。最初の訪問が2002年、次が2018年。そして2024年。2002年は安いなという印象でしたが2018年はそうでもないぞ、になり今回は超庶民派の食べ物とか交通費は安いのですがその他は日本に比べて比較的安目、という感じでした。


いや満足満足!また行こうっと。


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