テーブルナイフに9.47と刻印があったので質問したら、店長さん風の方がわざわざ来て説明してくれました。ご自慢の逸品らしい、と思ったら、パリの某有名ビストロのシェフが切れ味に惚れ込んでメーカーごと買い取ったというナイフなのだそうです。導入当時、お店の人達が洗う際にスパスパ指を切って皆傷だらけになったという曰くつきの代物。
肉を切りやすく、断面が滑らかで美しく、口に入れた時もそのスムーズさが気持ちいい。なるほど、よく切れるテーブルナイフというのは良い物だ、と思い自分も買おうと調べたら1本1万円超。ほほほほ。むり。