子育てをするという事は視点を変えて人生を2度生きるという事なんだなぁと思いました。
潜在意識の話になるかと思いますが、母親にとっての子供が第2の自身であるとするならば、母親というのは人間の成長の折々を、今の自分の視点で、同じか又は異なる性別で、かつてと異なる時代を異なるルート通って経験する、という事になる。
今の自分の頭のまま中学生の頃に、高校生の頃に、大学生の頃に戻ったら自分は・・・的な事を1度も考えた事のない人というのはあまりいないでしょうが、(ほぼ)自分の事なのに情報と影響力が限定的で決定権がない、と、そういう状態でそれを体験するわけです。そして子供の評価が自分の評価のように思えてしまう人もいるというのも聞く話。
だからこそのジレンマが多々あるのでしょうが、なるほど、人は親になって1人前という事はこの事かと思い至りました。
本来は責任感や社会とのかかわりを指して言う言葉でしょうが、人生2度やれば倍とは言わなくても1度の人よりそりゃ賢くなるだろうと。言いえて妙だなと。
年代様々な子育て中の私の友人達は、表面は皆クールなんだけど何かの拍子に中の熱いものがのぞき見えたりして、今まさに2度目の人生格闘中なのだなぁと子供のいない自分はしみじみ思ったりするのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿