バタバタ更新その2。
11月末から12月頭にかけ、本社のあるスウェーデンに行ってきたのですが、その道中は大変でした。
出張の日、成田空港第2ターミナルのフィンエアーのカウンターへ行ったら、自動チェックイン機が稼働しておらず、なんか人も少ないし、しかもカウンターの上に張り紙がしてあって、直行と乗継組に振り分けがされている。何事?と思って調べると、フライト欠航のお知らせ。
人生初の欠航。どうなるんだか見当もつきません。出張の目的は打ち合わせでしたが、全部社内、数は多いが少人数の物ばかり、仕切り直しは難しくなく、被害は小さい。まずはよかった。
で?ここから家帰る?会社行く?なんて考えているうちに自分の番がきて、エールフランスに振り替えられた、出発まで1時間を切っているので急いで第1ターミナルへ行くように、と淡々と指示を受けました。
まじか。パリまわりか。あの遠路をもう一度いくのか。
慌てて巡回バスに飛び乗りエールフランスへ。あーせっかくの最短ルートが最長ルートに、とか、通路側だったのに、とか、でもご飯は格段にエールフランスの方が美味しい、とか、色々めぐりつつエールフランスで事由を説明しフィンエアーでもらった紙を見せると、時間がないので早く移動するよう言われ、どんどん移動しました。なんだか何もかもが空いていて、あっというまに搭乗口まで行ってしまいました。やはり込み合う時間というのはあって、ちょっとずれるとさーーーーーっといけてしまうのですね。10月末にサンノゼに行ったときは見たことのないような長蛇の列で大変だったのにな。
パリまで12時間半(有難いことに席は通路側でした)、乗り換え3時間半待ちからの2時間全く同じルートを戻ってストックホルム着。遠い。本当だったら乗り換え待ち時間を含めた空港間移動が全部で12時間だったはず。
ルートはこんな感じ。このがっかり感。この4時間の無駄感。
妹が気の毒がってか面白がってか送ってくれました。巴里とか倫敦がなぜか漢字なのが面白い。
結局ホテルのドアを開けたのは日本の家のドアを閉めてからちょうど24時間後。
わりとひどい目にあったという感じで、あちこちで喋って皆反応よくて掴みはOKって思って、no more paris って会社で言ってやってきた帰りのストックホルム・アーランダ空港フィンエアーカウンターで「あなたのフライトはキャンセルになりました」と言われた時にはグランドホステス嬢の薄水色の目を見つめる意外にできることはなかったです。
ただ、帰りはSASに振り替えられて、乗り換えがコペンハーゲンになって、空港でトイレに行く以外何もできないくらい慌ただしかったけど、なんと3人掛けの席がまるまる使えたので結果オーライでした。晩ごはん、リステリン、耳栓マスクアイマスク+ブランケット頭から被って横になったら次に気づいたのは「おかわりのコーヒーいかがですか」という声。朝ごはん終わってた。スッチーにお願いして出してもらったので食べられたけど。到着の時間も30分位しか違わなかったし。あとSASのごはんは思いのほか美味しかったです。特にパンがとても美味しかった。
いやはや。
しかし、よく考えたら都会から都会だから24時間に文句が言えるのであって、地方の人はそんなの当り前なのかもしれない。
とはいえ半年分の会話のネタができました。