本当はちゃんとまとめて書こうと思っていたのですが、なんかちょっと黙っていられなくてフライング投稿です。
私は割と重度の子宮内膜症と子宮筋腫を持っており、今年の9月に腹腔鏡で手術する事になっています。30才位に1度やっていますので今回はあまり驚く事もないのですが、やはり細かい点では変化があるようです。手術に先だち、患部を小さくする目的で6か月位の間、毎月1回注射をするのですが、昨日第1回目を打ってきました。
薬剤名はゾラデックス1.8。以前はリュープリン。物自体は大差ないようですが打たれる側は大違いでした。
リュープリンは予防注射のように左上腕部に打っていました。この注射は皮下注射の為、薬液を注入している間が非常に痛い。打った後もポコリと盛り上がっていて数日間は当たったりすると痛い。対し今回のゾラデックスはお腹に打つといわれ仰天。腹?!に注射?!腹・・・・のどこに・・・?物心ついて以来、腕以外の部分に針を刺されるという経験がないので「・・・・」という感じでした。
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追記:2013年9月19日に卵巣膿腫と子宮筋腫で手術を受けました。興味をお持ちの方は下記リンクからどうぞ。
内膜症と筋腫1 病状と治療
内膜症と筋腫2 入院まで
注射の詳細・感想はたたみます。
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腹・・・・。処置台に横になり、へその下がターゲットという事で、カットソーをぺろりとめくってアルコール綿で消毒されます。顔がひくつきます。「腹に注射される自分」というのがじわじわきました。そして。
「つまみますねー」
つ、つまんじゃうのね?!へそ下のぷよぷよ部分(!)が掴まれ(!)かなり強くぎゅぎゅぎゅーっとつままれます。おおお何されちゃってんのわたし!ないよね!大人の女性が腹の脂肪つかまれるとか!ないよねなにこの狼藉!もうおかしくておかしくて顔は相変わらずひくつきますが、冷静な部分では痛覚を分散するのにいい方法だなと思っていました。
次の瞬間
ぶすっ!
「!!!」
「はい終了しましたー。すみません、ごめんなさい痛いですよね・・・」
なにこの注射。すっごい痛いけど一瞬で終わった。初めての感覚。
「は、早い・・・ですね」
場所はへその右下数センチの所でした。外から見たらふつーに腹に注射されてたんでしょうけど、何しろ見えない。やられたイメージはTVとかで見る麻酔のディスペンサー握りこんで、ぶすっと刺して、親指でぐっと、みたいな。皮下注射の何が痛いってじりじりと注入される薬液が痛い。それがこれは衝撃とともに一瞬で終わった。場所がへそ下の脂肪の中という事は、薬液だまりが厚い脂肪のクッション(泣)に保護される為、ぶつかって痛い思いをすることがない。ぶっちゃけさわってもわからない。なるほどこれは腹で正解だわ。後でWebで調べてみると普通の注射器に見える。看護士さん、思い切りよく打ってくれたなぁ。次もできればこの人でお願いしたいなぁ。
止血の為5分くらいアルコール綿で圧迫するという事でカーテンしめられて一人横たわっていましたが、押さえきれない笑いがこみあげてきて声を殺して笑ってました。なにされちゃってんの私。なんかなすすべもなくつままれちゃった自分と、注射のびっくりと、自分のびっくり具合がなんだかよくわからないけどものすごくおかしかった。今も思い出してもおかしい。これ誰か分かち合える人いないかなぁ。難しいかなぁ。
あとね、看護士さん謝りつつ言葉の終わりにうっすら笑いが含まれていたのは、私が笑いをこらえて腹筋ひくつかせてたのが伝わってたからですよね。そして注射の瞬間手と足ががっとこわばって浮いてぱたりと落ちたからですよね。痛いというか、衝撃だったの。
あの時の自分は何かおっとりした動物みたいだったなーって思いました。診察台に載せられて注射の経験あるのに何が起きるかわかってなくてリラックスしてフレンドリーな雰囲気の動物が、打たれるその瞬間までじぶんが痛い目にあうなんて想像もしてない感じで、打たれてすごいびっくり!!みたいな。おまえ危機意識薄いよ、自然界でたら死んじゃうよ、な感じのおっとりした動物。
わたし、子供の頃、ちょっとおつむがゆるかったかなーって思ってるんですけど、やっぱりいまもちょっとゆるいのかもしれません・・・・。
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