広州白雲空港から2時間半で成都双流国際空港へ到着し、そこからタクシーに乗って1時間くらいで成都郊外のマリオットホテルへ。ここも着くなりチェックイン。もしまだ掃除してたら掃除の人に入りたいって言ってね、とフロント嬢。
まだ作業の方が部屋の前の廊下にいましたが丁度終わったところでした。佛山もそうだったけどお掃除の人とか、クリーニング取りに来る人とか、後でウェルカムフルーツ持ってきてくれた人とか、そういう雑用するような人たちが皆にこにこしていて気持ちがいい。中国人ぽい雰囲気だったけど東南アジアとかの人なのかな?
ここでのお仕事はホテルの会議室を使うので夕方下見に来た成都のマネージャ氏と落ち合い、お茶してしばし旧交を温めました。彼は以前私のチームにいた事もあるのですが、抜群に頭がよく真面目で仕事ができ気が利いて自然体なお人柄という社内でも大人気の人です。よくウチの会社にいるなって会うたびに思います。野心家じゃないからかなあ。久しぶりにゆっくり話せて嬉しかった。
冬の成都はほぼほぼ毎日曇りという事でお天気がイマイチなのが残念でしたが、とても景色の良いホテルで、晴れれば山並みが見えるのだそう。この公園には何度も散歩に行きました。紅葉がきれいでした。
公園の中にはトイレもあって、さすがのパンダ柄。成都はあちこちにパンダモチーフがあります。面白いのは割とあちこちに中国式と西洋式のトイレが2種類あって、手前の黄色いドアは中国式。扉に便器の絵がついています。反対側が洋式。
成都にも女性のエンジニアが一人いて歓迎してくれました。気の毒に前日にスウェーデンの本社から戻ってきたのだそうで時差ぼけがきつそう。スケジュール合わせて帰ってきてくれたのだろうなあ。
写真はホテルのレストランでランチに食べた麻辣麺。麻辣ばやりで四川省以外でも珍しさはなくなりましたね。辛さはほどほど。成都で食べるものはなぜか見た目ほどは辛くないのが面白いです。
贅沢なものも沢山いただきましたが、円卓なのでまとめて写真をとるのがとても難しくて残念でした。下の写真、ナプキンが立ててある席が上座なのだそうです。一番奥の中心のようなので日本と同じ。左側にも小さいナプキンが立ててあり、他の席にはない所を見ると、これが次席なのかしら。あえて上座を設定しない場合もあります。
色々いただいた中でも、今回自分でも作れるようになりたいと思ったのはエビの炒めたものの付け合わせで出てきた卵の白身でした。エビも美味しかったが卵がとても美味しかった。
卵の白身を炒めた、という事はわかるけど、ただの炒めたのじゃないんだな。なんかムチっとしている。メニューが無くて分からなかったけど
蝦仁炒蛋白というものかもしれない。卵白とブイヨンを合わせて炒めるらしい。もしかしたらちょっぴり片栗粉も入っているかもしれない。そのうち試してみたい。
あと、この日の麻婆豆腐に、普通の豆腐に加えてめちゃくちゃ美味しい超濃厚な豆腐が入っていて驚いたのですが、後で多分それは豚の脳味噌であった事を知り、とても、なんというか、とてもでした。後から思うと豆腐というより白子でした。
お仕事は金曜までで、その日の夜は皆で火鍋を食べました。私が食に非常にアグレッシブである事を把握しているマネージャー氏は次から次へと変わったものをオーダーしてくれました。今回ひょーってなった物、まずはアヒルの腸、きれいなバラ色の液体に漬かっていて(写真右端)、本体は半透明でバラ色の1cm幅くらいのヒモでした。
もう一つは豚か牛の大動脈(左端)。黄喉と言うそうですが、幅4cm程の白くて薄くてくるんとした物がやっぱりバラ色の液体に浸かっていました。
両方ともこれといった匂いや味はなく、ただ歯切れがよく、多分食感を楽しむものなんだと思う。前に来た食べ物に勇敢な本社の人(スウェーデン人)はあまりに色々な物があるので動物園のようだと言っていたと笑っていました。
レストランを出ようとした所で変面師がやってきてショーが始まりました。初めて見る!といったら皆びっくりしてました。変面は成都が本拠地という事ですが成都出身誰もいないのにそんな普通なのかな。各テーブルを回って、お客さんに自分の顔を軽く平手打ちをさせてその拍子に顔を変えています。お面は固い素地の上に何枚もの布のお面が重ねてあり、それがシュッと格納されるようになっているんだろうな、という所までしかわかりませんでしたが、近接でスピード感がすごくて大興奮してしまいました。
食事の後、お子さんのいるるーさんは夜に
空港の中にあるホテルに移動。私はマリオットにもう一泊してのんびりしていきました。贅沢ホテルを満喫したかったし成都でうろうろもしたかった。
念願のホテルプールでようやく泳ぎました。20m 4レーン位のプールで、空いていて良かったけど、深くてびっくりしました。私は身長158cmですが、それでギリ肩が出ない水深。水温はちょっと低めで一度ホットタブに入ったらもう戻れませんでした。サウナが付いていたのでアチアチになってから再チャレンジすべきだったかも。
翌朝はチェックアウトが3時だったので非常にのんびり。ホテルビュッフェも5日も毎日食べると決まったものでアッサリになります。隣の席に来た品の良い中国人のおじいさんと携帯の翻訳機能をつかってちょっとお話ししたりして楽しかった。ゆっくり朝ごはん食べて、公園を散歩して、荷物をまとめて移動を開始したのは11時頃。
帰国は四川航空で、成都天府国際空港>成田、朝9時発の直行便、という事で最終泊はるーさんと同じ空港内のホテル。泊まっていたホテルも天府空港も街の中心地から離れており、そして中国の地下鉄は空港の簡易版のような荷物検査があってちょっと面倒。という事で結局マリオットからタクシーで空港のホテルに移動し、そこから地下鉄で改めて市街地に出ることにしました。2時間弱で高速代入れて5500円くらいでした。遠かったー。
1時前頃にホテルについて荷物を預けようとしたら特別感ゼロで部屋のキーをくれました。中国のホテルって、大丈夫なら入れてくれるし、部屋のアップグレードとかも気軽にやってくれるので本当に合理的というか、ホテルに損がないなら別に。。。のスタンスがすごくて毎度びっくりする。愛想はないけど親切なんだよなー。るーさんによると中国では普通です、との事。
市街地へは地下鉄で行きました。ホテルはターミナル1と2の間にあるので空港直結の駅への出入りには荷物チェックが1度入りますが、構内まではわかりやすいしすぐでした。券売機の前では沢山の人が地下鉄マップを配っていました。何か言うので、英語しか、と言ったら、英語だって!ってあっちの方から人を呼んできてくれ、チケットを買うのを手伝ってくれました。後で地下鉄マップを見たら裏側が観光ツアーのチラシで、あれ全部ツアー会社の人だったんだ!ってびっくり。全然客引かれなかったので何かのボランティアの人とかかなって思っちゃった。そしてくれたチラシは中国語でした。しゃべれるだけかい。
市街地のスーパーでお茶を買いたかったのだけれど、6年ほど前に来た時のようなお茶の品揃えはスーパーから消えていました。複数のスーパーに行って同じ状況なのでたぶん世の中がそういう感じになったのだと思う。後で探す場所が良くなかったのかも、と言われたけど、どうなんだろうか。乾燥させた果物や氷砂糖の入ったおしゃれでキラキラしいティーバッグと、贈答品のような物々しい箱入りの2極化。台湾で買ったような雑な雰囲気だけどちゃんとしていそうな80ティーバッグ箱とか、日東の100ティーバッグ箱みたいな日常使い用の程々のお茶は見つけられませんでした。でも通販で手配してもらったりで大量に持ち帰っては来たのでまあヨシ。
リベンジが成功した物もありました。今回初めてチェーン店だったと気づいた小名堂担担甜水面の
甜水面。再び食べられて嬉しいです。味は記憶の通りで嬉しかった。中国では珍しい極太うどんです。甘辛のたれと、ピーナツを砕いた物がかけられています。これをよく混ぜて食べるのがおいしい。ここの水餃子も美味しいんだけれど、今回はオーダーしませんでした。
甜水面があまりに美味しいので、このタレは売っていないのかと聞いてみましたが売ってないとの事。残念がっていたら入れ物を持ってきたら分けてくれると。はー、中国式親切再び。
天府駅が成都の中心なので、そこを中心に動き回ったのですが、シティーセンター的なビルや大型ショッピングモールが日本のサブカルの城のようになっていて驚きました。人であふれるコスプレ撮影会ブースとか、満員のカードゲームスペースとか、グッズ売り場とかが1階の入り口入ってすぐに展開されていて、それと一緒にスタバとかがある。カナダのカフェ、ティムホートンがあってとてもびっくりしました。ティムホートンは日本にもないのになあ。
社内の中国の若手のみんなも日本のサブカルにとても詳しくて驚きました。30代半ばくらいまでの人は知っている程度だけど、若手はサブカルの話でぱっとアガるので、生活に浸透しているのだと思う。最初はスーパーとかでキャラをみかけると、旅先で突然知り合いに合ったような気持ちになっていましたが、そのうち日常になりました。サブカルってもう全然サブじゃなくて本当に柱の一本だよなあ。
帰国の飛行機が朝9時なので早めに朝ごはん。さすがに空港内のホテルだけあって、朝早くからビュッフェが開いています。6時頃行きましたが普通に人がいました。部屋は日本のビジホのちょっといいやつという雰囲気ですが、ビュッフェは高級ホテルクラスでした。1泊1万円くらいなので天府空港から午前中に出る便に乗る人にはとても良いと思います。成都はウサギが名物だそうなのですが今まで食べる機会がありませんでした。ここで初めての出会い。小骨が多い、という事以外特徴がなく、肉質のカテゴリ的には鳥類か爬虫類かな、という感じでした。
空港のホテルなので部屋で飛行機の搭乗情報が見れます。持ち帰ったコーヒーを飲みながら流していたのですが、四川航空だけ枠はあるけど便名が表示されず、うそ、空港間違えた?!とか機体繰りとかで何かあったのかも!とかあちこち調べてしまいました。特に何も見つからず念のため早めにカウンターに行ってみたら普通にチェックインしてました。なんなの。
ゲート、せっかくひらがな入れてくれたけど、惜しい!!
よろしくお願いします。乗客はほとんど中華系の言葉をしゃべっていました。機内は普通。
機内食も出ました。お茶はまた最初から温かいお茶で嬉しい。配り終わって少ししたら、フライトアテンダント嬢が右手に金属の長いスプーン、左手に辛そうな雰囲気のガラス瓶を顔の横に掲げて、ホットソース?って聞きながら歩いてきました。みんなご飯の入れ物を出しているので、見習って私もいただきました。米の上にドンと乗っているのがそれ。
大量に来たなとちょっと引きましたが、どうも食べるラー油らしくとても美味しくて瓶のラベルをちゃんと見ておけばよかった。あと、またバナナが1本入ってました。中国南方航空の国内線ランチにも入っていたので何か中国の習慣なのかな?フランスの飛行機は食事に必ず美味しいチーズが付くとかそんな感じ?
機内食そのものは可もなく不可もなく。四川航空はLCCかと思うような価格ですが、航空機も機内もサービスも特に問題はなく、四川に行くならコスパ最高じゃない?という感じです。何もかもにパンダがついているのでマニアの方は嬉しいのではないでしょうか。
中国では至る所にパンダモチーフが使われていますが、パンダに限らず、カワイイ系デザインはかわいくない事が多く、スッキリ系デザインはすごく素敵な物が多いのが不思議です。中国はスッキリに寄せたほうが絶対に良い。機内食の写真でも、箱の奥にあるお手拭きのパンダがすごく良いデザインで、みんなこれにしなよって思いました。
今回の旅行では、スマホにAlipayのアプリを入れ、そこにクレジットカードを紐付けて使っていました。海外発行のクレジットカードは基本使えないのですが、Alipayは受け付けてくれます。前回はWeChatを使いましたがしょっちゅうbanされて使えなくなったことを考えるとAlipayはとても助かるアプリでした。というか、使えなかったらヤバかった。
Alipayは英語表示にできるので使いやすいです。アプリに含まれるDiDiでタクシーを呼べ、支払いはAlipay経由。スーパー等の買い物もAlipayのScanかPay/CollectからQRコードで可能です。地下鉄のチケットもAlipayで買いましたが、その後Alipayで直接乗る方法を発見してそちらを使いました。地図はAmapと百度地図。
現金は少々持っていましたが、使いませんでした。スーパーやタクシーは現金を使えます、と、明記されている事がありました。つまり、明記されていなければ現金は使えません。2019年に来たときはそれでもまだ現金で動けましたが、今はホテルにもキャッシュディスペンサーが無く、フロントでも出金はしてくれないので確実に出金できる場所を把握しておかないと詰みます。前は次に中国に行くときは銀聯カードを作っていこうと思っていましたが、2025年11月頭の状態ではAlipayでなんでもできました。その後アレコレで今どうなのかはよくわかりません。
Alipayからは領収書もpdfで出ます。一部消していますが黄色くマークしたのがタクシーの分。
色々と不便な事もありましたが、やはり中国はなんか楽しかったです。
0 件のコメント:
コメントを投稿