2016年5月16日月曜日

玄米甘酒

甘酒が好きで、初詣なんかに行くとよく飲んでいたのですが、塩麹の仕込みで麹を扱う事が増え、なんとなく慣れてきたのもあって、思い切って自分でも作ってみることにしました。せっかくなのでふつうの甘酒ではなく、玄米甘酒を。

甘酒の作り方を調べてみると、ゆるめのおかゆを炊いて麹菌を混ぜてふたを閉めない炊飯器で8時間程度保温との事。

玄米ご飯は日常的に食べているので、お弁当用に350タッパーに入れて凍らせてあった物を流用。玄米は外側のぬかが邪魔して発酵が進みにくいという事だったので、解凍してお湯を足した後ハンドミキサーで撹拌、みやここうじ2/3袋をほぐして投入しさらに撹拌。ミキサーに使った器ごとお湯を張った炊飯器にどぶんしました。残った1/3のこうじを使って塩麹もついでに仕込んでいっしょにどぶん。

結局10時間くらい保温して引き上げました。できたてはふーん、ちゃんと甘いね、できるもんだね、って感じだったのですが、冷蔵庫に入れて翌朝食べてみたらガツンと甘い。ほほー。冷たくすると味は薄く感じると思うのですが、冷蔵庫の中という低温下でも何かが起きていた様子。ほほー。冷蔵庫で保存するには2週間程度、ってどこかに書いてあった。じゃないと麹菌が生きているので発酵が進んですっぱくなるのだそうです。



かなりどろりとしていますが、ぬかの歯触りがちょっとしたアクセントになっていて(マクビティのブランみたいな)良い感じです。薄めて飲んでもいいし、何かにかけてもいいかと思いますが、私はスプーンですくって直で食べてます。すごく、すごく甘くて、ちょびっとでも甘い物食べた気持ちになれます。

いい気になると太りそうですが、これってすべて米の糖分が分解されて甘く感じられるようになっているだけで、実際に人間の体の中では似たようなプロセスを経て糖が血管を巡り消費されたり脂肪として備蓄されたり糖尿の人は尿にまで入り込むようになるなのかと思うと、米の糖質量にちょっとぞっとしたり。なるほどこりゃ太るわ、みたいな。

一部を残してアイスキューブを作る型に入れて凍らせませした。適宜解凍したり、アイスのようにサクサク食べています。発酵食品というものはガチガチに凍らないのだそうです。

私はアイスキューブ3個も食べれば満足します。使ったお米はきっとほんの一握りのはず。とにかく、ちょこっとでも満足感が得られるところがダイエットソルジャー諸姉に大変よろしいかと思います。興味のある方はすべからく試されるべし。



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