右肩甲骨のすぐ下に3cmくらいの丸い瘤ができていて、押しても痛くなく、ぐりぐり良く動き、気付いた時以後大きくならない、また40~50代の女性に多いとされていて、背中や肩のまわり、おしりのまわりの皮下組織によく発生するという点から脂肪腫とアタリをつけ皮膚科を受診しました。
整形や形成で見てもらう事が多いようですが、皮膚科は表面から筋膜までが範疇だそうでOKでした。MRIを撮ったら、平べったい脂肪の塊が映っていました。
たいして大きくもないし、気にならないなら放っておいてもいいと言われたのですが、潰すと後が面倒と聞くし、傷が小さくて済む内に取ってもらう事に。局所麻酔なので大した事ないと言ったのですが夫は仕事休んで朝から来てくれました。ありがたいけど、この程度でちょっと恥ずかしいような気もしなくもない。
手術室でベッドに転がって各種確認の後、ペンで患部を点々で丸く囲まれ、布をかけられて手術開始です。最初に麻酔を3本くらい打たれたのがなかなか痛かったですが、後は全く痛みなし。先生たちとおしゃべりしながら30分くらいで終了。まさか手術室でカナダスキーの話で盛り上がるとは思わなかった。楽しかった。
傷は3cm位、横に切られていました。皮膚の内側を体内に残っても良いナイロンの糸で縫合し、外側を細いテープを傷に直角に何本も貼って留めて、その上から病院で貼ってくれる優れもののフィルムを貼り、その上に分厚いガーゼと幅15cm位のテーピングのようなもので押さえて完了。
摘出した物を見せてもらいました。背中を触った感じからちゅるんとした物を想像していましたが、直径2.5cm厚さ1cmくらいのむりむりっとした半乾きの黄色いかたまりでした。鶏モモを調理すると、稀に脂が黄色いな、と思う事がありますが、まさにあんな色あんな感じ。
MRIでみるとちょっと深いかも?な位置に腫瘍があったので2泊の予定でしたが、執刀医が状態が良いので明日帰っても大丈夫と言ってくれ、翌日退院出来る事になりました。
病室に戻って20分もたつと傷による発熱でダルくなってきました。夫にはここでお引き取りいただいて眠ることに。さすがに背中を下にしては眠れないので横向きで寝ますが、うっかり仰向けになった時に飛び起きないようにバスタオルを棒状に丸めて傷の下になるあたりに縦に置きました。これだと仰向けになっても傷の辺りにちょっだけ空間ができるのです。熱は37.3度まで上がりました。ひと汗かいて晩御飯で起こされた時は36.9度。
翌朝は平熱。傷は血も浸出液もなく非常にきれいな状態で、そのまま帰されました。次の診察までにフィルムがどうにかなったら剥がして貼りかえるようにと大判のばんそうこうのような物をもらいました。
帰る直前に撮影↑
痛みについては、手術中にも最初の注射が一番痛いですと言われたのですが本当にその通りで、術後麻酔が切れた頃でも傷は触れば痛いという程度でした。2日間くらいは腕を後ろに回すとちょこっと痛かったですが、今は違和感のみ。それ以後はあまりアクティブに動かすと傷がきれいに直らないかなと思い、痛みではなく見た目の為にそーっとしてます。しかし最近の手術の傷の痛くなさはどうした事でしょうかね。本当に痛くないんですよねぇ。
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