2013年5月22日水曜日

植木のバラと切り花のバラ

あれこれバラを育ているうちに、植木として販売されているバラと、切り花として販売されているバラには性格に差があることに気が付きました。

植木のバラは、水さえ多めにあげれば病害虫に強く、樹の規模に対して花数が多くつくように思いますが、咲いた花は1週間持たずに終わってしまいました。切り花にしても同じくらいしか持ちません。性質によりますが繰り返し咲きといってもサイクル長め。

一方切り花のバラは、病害虫に弱く、風通しのために葉を落とす等、手はかかるけれど、樹についた花の持ちが異常によく、切ってからもかなり持ちます。花弁が散りにくいのも特徴かと。そして比較的短いサイクルで花が付きます。
 
植木は手がかからず素人でも育てやすく、切り花はプロの腕で生産性があげられるというのがキモなんでしょうねぇ。


 
今年はバラが当たり年のようです。花の本数が多く色が喧嘩しだしたので開き切った色の合うバラをまとめて摘みました。これから花瓶で余生を送ってもらいます。
 
しかしバラは本当に勤勉です。花には何のメリットもないのになぁ。せいぜい大事にしてかわいがってあげますよ・・・。自分が育てる前は「バラなんて金持ちの趣味」位に思っていましたが、実際に育ててみると、1年に4回位花の時期があり、肥料は年に3回位コロンとしたのを1個置くだけで、土替えは数年に1回でいいのですから同じボリュームの1年草の花の花壇を持つよりよっぽど歩留まりが良いです^皿^; 性質を知ってうまく選べば剪定期を除きひっきりなしに花が付きますから。小粒になりますけど。
 
4月後半に始まったバラの第1次ピークも家はそろそろおしまい。蕾はあと2つになりました。でも早くも最初に咲いたピンクのバラに花芽が付きましたよ。次は6月半ばくらいに開花かなぁ。
 
 

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