他の国のキャロットケーキと違うと思う所はこの上にたっぷり乗っているアイシングなのですが、身の回りのスウェーデン人は皆、これをアイシングとは呼ばずトッピングと呼ぶようです。アイシングにしては分厚すぎるし、アイシングと呼ぶにはこの白い部分の重要性が高すぎるような気がするので、やっぱりトッピングという表現が正しいのかなあなんて思ったりもします。
初めて食べたときはこのトッピングの美味しさに仰天し、いったい何でできているのかと思ったのですが、レシピをみたら至ってシンプルで、クリームチーズ、レモン汁、粉糖、以上でした。バター使ったレシピもあるようですが、私はこのクリームチーズのが最高に美味しいと思うのです。
一説によるとキャロットケーキはスウェーデンが発祥だそうです。スウェーデン人が言ってたんじゃないので本当なのかもしれません。砂糖の入手が難しかった時代に、砂糖の消費を抑えるために大量の人参を入れて甘さを足したのが始まりらしい。とするとそんなに伝統的ってわけでもないのかもしれません。ところで改めてヨーロッパの砂糖事情を調べてみたら2009年のレポートですが、なんとEU内生産量はスウェーデンが1位でした。へー。意外。サトウキビじゃなくてんさいだそうですけど。確かに気候があいそう。納得。
でもほんとーーーに美味しいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿