先日、お風呂場回りをアレコレ修理しました。長くなるので今日は水栓の修理についての記録です。
2017年11月、お風呂場の水栓から水漏れが激しくなったので修理をしました。
今回も同じ水栓(TMJ40B1_B_壁付サーモ12)で、問題は水のキレが悪い事。
ハンドルを止水の所で止めてもなんとなくシャワーの方のキレが悪い。気持ちカランの方に寄せると止まっているような感じはするのですが、お風呂場の床がいつ行ってもほんのり湿っている。
そこから調べて「開閉バルブ部」というパーツが不具合を起こしているのではないかとアタリを付けました。
[TH577]TOTO 水栓金具取り換えパーツTMG40型用開閉バルブ部3550円と、ウォーターポンププライヤー1826円。あと昔買った無印のドライバーセット。
プライヤーは前回は会社のを借りましたが、今はほとんどオフィスに行っていないので買いました。
さて。黒矢印の止水栓を左右ともかっちり閉めて水が出ないことを確認して分解を始めます。
青矢印のへこみに小さいドライバーをねじ込んで蓋を外すとねじが出てきました。
最近はめ込み式の物が多いですが、個人的にはめ込み式ははおっかないのでねじ止めが好きです。ねじの発明は紀元前だそうですがノーベル物ですよねほんとに・・・
動画等参考に目当ての部品まで外していきます。きれいに洗って並べてみました。
洗っている最中に、ハラリと何かが落ちてきてぎょっとしましたが、割れた止水のところの板ばねでした。よくある事のようです。
調べたらTOTO 板ばね TH725991 が単品847円で売られていたので、そのうち何かのついでに買う事にしてアマゾンのカートに入れておきます。
ハンドルの構造って初めてしっかり見たのですが、まず開閉バルブには上下2つづつ計4個の穴が開いていて、中の金属の部品がプラスチックの白い軸につながっています。黒い所を持って白い軸を回すとこの穴が貫通したりふさがったりします。
ハンドルの内側には刻みがあって、この刻みをプラスチックの歯車が拾って、その動きを閉バルブ部の軸に伝えているんですね。
さて、問題のパーツを比較してみます。目に見える違いは金属部分の色合いくらい。
内側も特に・・・
何が駄目なのかわかりませんが、取り合えず新しい開閉バルブを組み込んでみました。
キレがよくなったような気がします。
全く問題が見えないけれど、本当にパーツの不具合なのだろうか?ともう一回古い方の開閉バルブを入れてみました。
やっぱりなんかキレが悪いような気がします。
なんとなく釈然としないがまあよかろう、と作業は終了にしました。
翌朝、お風呂場の床はカラっと乾いていました。やはり交換して正解だったようです。よかった。3550円が無駄にならなかった。
しかし水栓というのは思いのほか汚いです。きれいにしているつもりでもやはりメンテナンスしにくい所は仕方ないんでしょうねえ。
あと、図面を公開し、小さなバネ1本から個人が買える製品を作るTOTOさんをメーカーとしてリスペクトします。
0 件のコメント:
コメントを投稿