手術を受けてきました。6月12日に入院し、17日に退院しました。
6月12日(木) 第1日目
10時頃に病院へ行って入院手続きを行いました。病室は7N-708という4人部屋。7階の北棟、という事らしいです。病院は非常にピカピカで綺麗なのですが、病室も然りでした。間仕切りのカーテンが2色の緑で描かれた樹影でとても良い感じ。絵がかけてある病室は初めてでした。
同時に入院したMさんは同年生まれで同じ部屋で同じ担当医で同じ手術日でMさんが午前で私が午後の2本立てという事がわかりました。Mさんの方は甲状腺がんでの入院で、えっと思いましたが、本人はいたってお元気、がんの中では怖いものではない等、いろいろ教わりました。病室はとりあえず2人とも廊下側。でも窓側のベッドは空いており、窓側に変えられるようなら変えてくれるとの事。いままでOK出た試しないんだけどなぁ・・・と思いつつも変えてもらえるよう期待。
お昼はきつねうどん。病院食でうどんて初めて。どんぶりが二つ来て、1つが麺と具、もう片方が汁でした。
施設説明を受けたり、麻酔医と話をしたり、シャワーしたり、院内ローソンとドトールいったり、Mさんとおしゃべりしたり、Mさんにいただいたパステルのマンゴープリンいただいたたりしてそれなりに充実した時間を過ごしました。
麻酔医の話では、術後、気管に管が入った状態で一度起こしますからびっくりしないでくださいと言われました。ほうほう。それってどんな感じするんだろ。
消灯は21:00。食べるのも21:00まで。でもこの病室は、部屋全体の電気がない(コントロール用スイッチはある)ので消灯ですと看護婦さんが回ってくる事もなく、各々のタイミングで消灯。
6月13日(金) 第2日目
Mさんが8:30からの手術で3時間との事。私は13:00からの予定で、8時までに飲むようにとアルジネイトウォーターを2本与えられました。水やお茶は10時まで可。上半身だけ術衣に変えて、もたもたしていたら点滴を付けられました。針だけじゃなく、生理食塩水のカラカラ付きです。しばらく自由とはお別れ。
そうこうする内に、窓際に引っ越します、と看護婦さんたちが来て、てきぱきと私とMさんのベッドを窓際のブースに移してくれました。おお、まさか本当にやってくれるとは。
11時頃に夫が来て、その後すぐMさんが病室に帰ってきました。12:00頃、夫がカミナリだ、というので外を見ていたら、遠くでびかびかっと稲光が落ちるのを見ました。すごい。病院が高台にあるのですごく景色がいいのです。その少し後、ざあ!と雨が降ってきたのですが、妙に白っぽい、と思ったらバチバチっと音が。これひょうじゃない?と窓を開けるとひょうでした!
なんてバタバタしていたら予定されていた13:00より10分早まりましたーと言われて歩いて手術室へ。
手術台によじのぼり、計器類を付けたら心電図が異様なピピピ具合。え、私そんな動揺してる???と動揺していたら貼りなおして安定しました。そんな事あるのねー。
麻酔は点滴から入りました。前回の失敗を踏まえ、深呼吸するぞ、と思っていたのになぁ。無用だっ・・・
「終わりましたよー」と声をかけられ、目覚める。気管に管入ってる?入って・・・
「だんなさんですよー」と声をかけられ目を開けたら夫が。おう、終わったね、おつかれ、と手を振る。
「斜めになれますか、体の右側半分上げてください」と言われ、病室のベッドに移されるとことだと気づく。この病院はストレッチャーをベッドに横づけし、金属のようなプラスチックのような板を渡す形で敷いて、患者を滑り移すスタイルの移動を取っているらしい。後でみたら、その板は廊下に立てかけてあり、made in Australiaと書いてありました。
そのまましばらくうつらうつら。術後3時間は安静との事。2時間半位でトイレに行きたくなり、看護婦さんに言うと、あと30分くらいですが、がまんできないならベッドの上で、と言われ、いや、待てます待てますと返す。そして30分後、ちょっと頭が重くて麻酔あけでふらつくけど、案外平気ね?と思いながらトイレへ。
うつらうつらがあけてみると痛みも熱もなく、首から屯用の鎮痛剤がぶら下げられるでもなく、、あれっと思う程の常態。のどの奥に血が垂れてくるのでペッとしてティッシュで拭うのですが、そのあらかたは傷からの浸出液と鼻水に少々の血が混じったもの。もちろん両方の鼻の穴には綿球が詰められているんですが、仰向けに寝ているのでほとんど汚れません。という事は、喉に落ちてくる物が現在の出血分泌物総量で、色は赤くて派手だけど濃度から考えたらポタポタっとくる鼻血1回分程度の出血な気がする。いやほんとに最近の医学はすごいね!
それにしても痛いのは、左右の鼻の穴の間の部分の付け根(鼻柱基部)から小鼻にかけて。すりむけているらしくヒリヒリと異様に痛いのでワセリンを塗りました。ワセリンエライ。すっと痛みが穏やかに。私、特別鼻の穴の小さい方でもないと思うのですがこのすりむけよう。術前にワセリン等の油性潤滑材使っておいてほしかったなぁ。
朝の手術だったMさんは晩御飯食べられるのに、午後の手術の私はご飯が食べられず、腹を減らしたまま就寝。夫は20:30まで病室にいてくれました。毎度すみません。ありがとね。
9 件のコメント:
はじめまして。Sと申します。昨日1のブログにコメントさせて頂いたのですが…返信にコメントしてしまい…
3年程前から咳と嗅覚異常に悩まされ昨年11月に手術を受けました。その後、嗅覚の有無に一喜一憂し、最近では精神状態が酷く…何とかしなければ…と色々検索しk子さんのブログを見つけました。
私は横になったり、夜中、目を覚ました時は匂いがわかりません。k子さんはそーゆー事はありませんか?
色々検索すると好酸球中耳炎など…不安になる事ばかりです。鼻をかんでばかりで耳がこもったり、気にし始めると違和感があるよーな気がして…
k子さんは日々、匂ったり匂わなかったりの生活ですか?質問ばかりですみません
Sさん、はじめまして。慣れるまでつらいですよね。私は基本的に全く匂いがわかりません。
手術後、薬の使い方で1~2か月くらいはしっかり匂いのわかる状態が作れるようになったのですが、それでも100%になるには使用量ぎりぎりまで抗生物質を入れないとダメみたいです。(http://a-bit-of-something.blogspot.jp/2015/12/blog-post_22.html)
時間帯による差はあまり感じませんが、ポリープの形状によっては変化の出る場合があるのかもしれませんね。個人差も大きいようなので何とも言えませんが。
ある程度諦めつつある程度期待しつつ、お互いうまく手綱を取っていきたいですね。
返信ありがとうございます。そうなんですね。。抗生物質とはステロイドですよね?
ブログ内に初期症状 咳とありましたが…その後いかがですか?私は咳と併用治療中です。
副作用は大丈夫ですか?重ね重ね質問ばかりで申し訳ありません。
k子さんのように前向きに慣れたらいいなと思います。
Sさん、
私の個人的なケースですが、喘息対策は基本的にキュバールを1日1パフ2回、状態が悪くなったら1回2パフにしています。
手術後投薬を最小にしようと薬を切ってみましたが、1週間程で咳が出始め、投薬を再開しましたがリカバーリーに2週間位かかりました。という事で、基本的には毎日、時々連続して2日位忘れる事もありますが、大きな影響は出ていません。
副作用については不明ですが、喘息は研究も進んでいるようですので、あまり心配はしていません。私の場合は無理に薬を抑えた方がダメージが大きいように思います。
お忙しいところ、返信ありがとうございました。
早く好酸球に効く新薬が出来るといいですね。
こんにちはsです。その後どうですか?又質問になってしまいますが…
好酸球中耳炎とゆーのは好酸球副鼻腔炎や喘息持ちの人は必ずなるのでしょーか?
バカな質問ですみません��
色々調べると必ず好酸球副鼻腔炎とセットで出てくるので…不安になってしまい。
好酸球副鼻腔炎の先輩であるk子さんに質問させて頂きました。
sさん、ご返信遅くなりすみません。こちら変わらず、新しい発見も特にないです。中耳炎は経験していないと思います。症状の不安等はご担当の先生にお話しされるのが良いと思いますよ。個人の体験を聞いても不安が募るだけだと思います。
忙しい所、返信有難うございました。
担当医に色々聞けたら良いのですが、何を聞いても難病だから…で流されてしまい��
自分に合う先生に巡り合えたらいいのですが、田舎では病院に限界があり↘️
ステロイド吸入薬と点鼻薬を日々使い過ごしています。
私は東京ですが、状況は同じくステロイドと点鼻だけです。命に関わるような病気ではないからなかなか研究が進まないのだと思います。先生からのアプローチはないですが、思いついたことを相談しながら試しています。
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