八十八夜とは、立春から88日目の事だそうで、2021年の八十八夜は5月1日でした。なのですが、今年は植物の生育が異様に早く、お茶の葉の伸びも早い、という事で、4月の半ば過ぎに某所でお茶を摘ませていただきました。お茶の葉は生で食べてもちょっとお茶の味がします。びっくり。
お茶の他にも食べられる野草数種と石蕗をいただきました。石蕗って見るたびにこれは食べられないのだろうかと思っていましたが、葉の表面に毛が生えているうちは食べられるのだそうです。ちょっと油っぽい感じがするという事だったので、きんぴら風にしてみたら美味しかったです。
それを仕分けして、二葉の方だけ緑茶にしてみました。それをまずは電子レンジで3分。
よく揉んで、2度目以後は1分加熱し揉みながら乾燥を数回繰り返し、出来上がった物がこちら。
これ、荒茶というものらしい。お湯を入れて、
お茶です。薄いけど。へーって感じ。お茶って作れるんだー、って。完全にお茶ですが、買ったお茶の方がぜんぜん美味しい。
その後、茶葉を3倍くらい入れ、抽出も3倍くらい時間をかけたらちゃんと美味しかったです。色は薄いけど味は濃く出ました。どういう事なんだろう。そして3煎入れてもあまり味がかわりませんでした。おもしろーい。
一緒にいただいた野草は天ぷらになりました。これは天ぷら、これはお浸し、とか教わったけどどれがどれかわからなくなってしまった。
にょろっとしたのがあけびのつる。その右がお茶の葉。その上がタラの芽。他は不明。
まあぺらっとした葉物は毒さえなければ揚げれたらなんでも美味しく食べられそうですよね。全体的に美味しかったですが、お茶の葉が殊の外気に入りました。ほんのりした苦みとスッキリ感があっていかにもさわやかな季節の食べ物、という感じでした。
一芯三葉の方は中国風に処理してみました。こちらは寝かせるのでまたそのうち。どうなるかなー。
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