年末で会社の同僚が退職しました。新しい装置が飛ぶように売れ、バタバタしていた頃の入社で私の1年半くらい後に入っていた人です。当時30を超えていましたが、王子とあだ名のつく爽やか青年で、折々同じプロジェクトで一緒にやってきました。
私は会社に入って1年はがんばろうそんで辞めようと思っていたところで会社が異常な忙しさとなり、辞めると言い出せないまま全社初の試みであるローカルチームによる装置インスタレーションの一員になってしまって、それが入社したての彼との最初の仕事でした。この時は仕事で直接絡む事はあまりなかったのですが、お互いあまり良くわからないまま同じプロジェクトで海外の本社であわあわしたのは一緒です。
自分のしくじりに涙したり障害に冷や汗かいたりR&Dの人にかじりついてOKOK直るまで帰らないから(汗)って言われたりサインオフして皆でトナカイ食べたりしました。その思い入れのある装置の後、また別の装置やプロジェクトで一緒にやったりして、彼に限らないのですが、不慣れな中でどーん!てななってわああ!とかきいい!とかぎゃああまたかあ!とかなりつつ一緒にやってきた人たちと、10年くらいたってやーあの時は大変だったほんとに!とか言って笑えるってすごく良いよねって、彼が退職するにあたり当時のメンバーと話しました。
私、仕事ではほんとチームプレーヤー向きなんだなーってすごく思います。適性検査でもいつもそうでるしね。その時はちくちょーあのやろー!とか思うんですよ、言わないけど。プライベートでは単独行動を好むし一人でコツコツやるようなのが好きだし。でも、仕事はやはり一人ではできないし、一緒に修羅場をくぐって信頼できると思った人を信頼せずして誰を信頼しろというのかと思うのですよね。最近皆こなれてそんな大騒ぎになる事もほとんどなく、業績も停滞気味で落ち着いちゃってますけども、30代後半は公私ともども賑やかで盛りだくさんだったなあと思い返したりするのでした。
この1、2年、年末に古い仲間の退職が続いてちょっとおセンチ。
今日で仕事収めです。来年はどんな年になるやら全く予測ができません。こわいこわい。
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