やればできる子、ってなんだろう?って思っていたのですが、それってつまり、やらない子って意味だったんだなって最近気付きました。
確かに勉強しない子でした。偏差値は真ん中あたり、授業は真面目に受けてましたがテスト前勉強とかしなかったので、中間期末よりも実力テスト的な物の方が数字が出ました。先生としてはイラッと来るでしょうね。やればできるんだから真面目にやれよと思いますよね。私が先生でもきっとそう思うと思う。でも当時いい成績を取る事の価値が理解できなかったんだよなぁ。
勉強なんてやればやるだけ結果が出るこの世では珍しいくらいスッキリわかりやすい物だと思います。頭の構造が違うんだな、と思う人はやはり一定の割合でいるいるので、相対評価では難しいですが、絶対評価ならそこそこの数字は努力次第でどうとでもなると思います。
やればできる子をやる気にさせる為に、上手く転がしてほしかったと思わないでもないですが、実際自分をたきつけてやる気を出すのもミッションインポッシブルな感じなので先生って大変よねぇ。ジレンマあったと思う。すみませんね。
宝くじを当てるとか、特定の個人を動かすような事でなければ、本当に100%本気になって、優先順位を最大に上げて継続的に努力しても出来ない事ってそうはないと思うのです。年齢にもよりますけど。
とはいえ、大なり小なり本気で手を付けたら大変な事になるのが見えている状況で、「本気でやる気スイッチ」をONにするのはなかなか勇気がいる事です。誰だってできれば当たり障りなく楽して過ごしたい。身を削る努力の対価として結果が見合うか計算するし、たとえ見合っても見える大変さにいやいいです、とか思っちゃう。
脳みそのカロリー消費の話もそうですが、結局人間の能力なんてある程度までは気持ちの問題ってですよねー。それがわかっていてもぐずぐずしちゃうのねー。やる気スイッチ、ほんとどこにあるの。
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